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7月19日(土)13:00~16:00


夏休み特別オープンキャンパス2025(第1回)

2025年4月に新設された理学部情報数理学科について,数学と情報科学を組み合わせた学科の強みとカリキュラムの特徴,周辺の企業や自治体との連携の取り組みとその学生のメリット,学科独自のキャリアサポート,各入試方式の注意事項等に関して説明をします.さらに,在学生から学生生活に関する情報提供や大学での心構えの話をしてもらいます.それらに引き続き,AIやデータサイエンス等を実際に触って体験してもらうための「生成A Iとの対話による発見」,「コンピュータによる折り紙」,「深層学習による手書き文字の認識」,「ホームランのシミュレーション」,「オンラインショップの推薦の仕組み」に関する体験ブース,「実数と連分数」に関する模擬講義,キャンパスツアーの中から各自で選んでもらえるように実施します.

一連の流れに沿って進めますので,開始時間の13:00 にはお集まりください。

タイムテーブル

12:30-13:00 来場者受付

13:00-13:05 開幕(学長挨拶)

13:05-13:25 情報数理学科の概要

13:25-13:45 情報数理学科の就職

13:45-14:00 情報数理学科の入試

(10分間休憩)

14:10-14:30 東京紀尾井町キャンパスの学生生活

14:30-15:50 コンピュータ体験?模擬授業?キャンパスツアー

15:50-16:00 閉幕

16:00~    個別相談

コンピュータ体験(各15分)

(1)生成AIとの対話で発見する新しい学びの形(杉谷宜紀 准教授)
AI に任せるのでなくAI と対話するという観点に立つ事で,ヒトのコミュニケーションにも通じる新しい学びが見えてきます.本講座では生成AIと伝言ゲームで絵を描く等の体験を通じてAIとの協創の道を探ります.

(2)ORIGAMIを折ってみよう(高山晴子 教授)
折り紙は平坦な紙を折ることで立体を得る手法で,世界では”ORIGAMI”として数学,工学,建築,アートなど様々な分野で注目される技術手法となっています.ここでは世界に知られるミウラ折りと今注目のなまこ折りの体験をしてみましょう.

(3)ディープラーニングで文字認識(土屋高宏 教授)
ディープラーニング技術を活用し,マウスでディスプレイ上に書いた文字をコンピュータが正しく認識できるかを確かめながら,AIの文字認識の仕組みや学習プロセスに触れ,認識精度の違いを体験しましょう.

(4)大谷選手のホームランのシミュレーション(藤田昌大 教授)
高校物理で学ぶ斜方投射は投射角45度が最大飛距離になるのに対して,大谷選手のホームランの打球角度は約30度です.この差を説明できる空気力学シミュレーションをおこなって,打球の角度や回転数によるボールの飛行軌道の違いを可視化してみましょう.

(5)おむすびを買うならお茶もどうですか ― 推薦の仕組み(横田治夫 教授)
オンラインショップ等で買い物をすると,「こんな品物もどうですか」と言った推薦を受けることが多いと思います.このような仕組みがどうなっているのか,買い物の履歴を基に推薦する品物を選ぶ方法をコンビニエンスストアで売られている商品を例に体験してみましょう.

模擬授業(各30分)

(1)実数と連分数(井沼学 准教授)
数学は産業や科学技術の基盤の学問ですが,その数学の中でも基本である「数」について考えます.高校までに習う数の世界は自然数,整数,有理数,実数,複素数と広がっていきます.この中で,実数は「小数で表される数」と言い変えることができますが,ユークリッド互除法というにアルゴリズムを使って,実数を「連分数」で表すと,どのようなことが起こるのかを考えます.

キャンパスツアー(15~25分)

情報数理学科の授業が行われる東京紀尾井町キャンパス3号棟を在学生がご案内します.ツアー中に在学生と自由にお話ができます.

個別相談

情報数理学科の入試,授業,就職など,お知りになりたいことを教員,職員,在学生が個別にお答えします.